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執筆者の写真旧スタッフ

金色きらきら見たくない


いつも通りの一枚目。 内燃機屋さんへ。 ヘッドもです。ふふふ。。。

今日のBLOGではクラッチのトラブル解決編をお送り致します。

いつも握っているクラッチレバー。 レバーを握っているだけですがそのワイヤーの反対側では色々な部品が組み合わされてクラッチが成り立っています。 リジも04~以降もスポーツスターは年式問わず起こる子は起きちゃうどうしようもないトラブル。。。特に2000年くらいのモデルに多いのですが。。。 取り合えず一枚目行きましょー!

プライマリーがバレているのは04の1200Rでございます(><)

今回こうなった理由の症状として、

クラッチの遊びが増える時がある。

ニュートラルの入りが悪い。

シフトチェンジ時に空回り(ハーフに入ってしまう)しちゃう。

そんな子はまず疑うのがレリーズのガタチェック!

レリーズに問題なければ。。。

上の写真の状態に。。。


クラッチのシェルを単体にして、フリクションプレートとスチールプレートを慎重に取り出してスプリングプレートとご対面です(@_@)

一番右の金色のリベットで止められているのはスプリングプレート。

沢山のフリクションプレートとスチールプレートの中間位置に組まれていて、リベットで板バネを挟み、その板バネのおかげでスムーズなクラッチの操作が出来ていたんですね〜(^^)

ドンっと繋がらない様に、出だしでジャダが出ない様に。。。


そんな縁の下の力持ちもリベットが飛んでバラバラに。。。

マイナスドライバーで指しているのがリベット飛んじゃったの。。。

上に乗っているのが新品です♪


さらに。。。

スプリングプレートの両隣にいたフリクションプレートは壊滅状態(ToT)


右のフリクションプレート、新品はバリ山ですよね!

一枚上の写真が信じられません(^^;)

BURNでは各プレートを一枚一枚チェックして再使用出来る物は使い。。。ダメな子だけさようなら。。。出来るだけコストを抑えます。


しかーし今までのは序章に過ぎません。

こいつが一番の問題なのです。

なぞの小型宇宙船!こんな事ばっか言ってると怒られますね。。。

もっと真面目に。。。

クラッチのプレートが収まっている「シェル」です。

さっき出て来たスプリングプレートのリベットが飛び、板バネが役目を果たせず諸症状が出て来ます。

で、飛んだリベットは何処へ?

プライマリーの中にまで出て来てしまっている事はそこまで多くなく、大抵はシェルの中で暴れています。

そのリベットやガタが出たプレートが遠心力でシェルに大きなバリをつけてしまうんです。

写真の腕の無さを嘆きます。

明らかにあってはいけない所にバリが出来ています。

コレではスムーズにプレートが動けません!

じゃあ。。。シェルをアッシーで交換。。。いくらするんですか(^^;;;)

もちろん現物を見ての判断になりますが、大抵はキレイにバリを取ってプレートを収めます(^o^)

奥川サンはスゴ腕のリューター使いなので、引き出しの中にストックされている多彩な摩材をフルに使いこなしキレイにしちゃうのです。

で、そのキレイになった写真はって事ですよね?

うちの奥川サンは作業が早くてあっという間に組まれておりました(><)

次回に再挑戦です(笑)

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