お盆休みが明けましたので、そのご挨拶とともに今回は久しぶりにキャブレター車両について書いていこうかと思っております!
最近はThunderMaxについてのBLOGや投稿が多かったので珍しく?思う方もいるかと思いますが、インジェクション車両だけでなくキャブレター車両のキャブのセッティングやエンジンチューニングもやってるんですよ!!
今回の車両、実は約2ヶ月前には作業も終わり、お客様にもお渡しし、「BLOG書きますよ!」と言っていたのですが、バッタバタとしていたため、全然BLOGが進んでおりませんでした...
お待たせいたしましたm(_ _)m
という訳で本題へ!
最後の1台!というとなんのことだか... という感じだと思いますが、昔よくやっていた "Buell ヘッドを使用したボアアップ" なんですが、在庫なくなってしまったので今回の車両で最後に(T ^ T)
名残惜しいですが、Zipper'sも持っていないので(/ _ ; )
では、スターーーーート♪( ´▽`)
まずは車両のお写真を↓
約2年前、BURN!にてお買い上げ頂いたTasteスタイルの " '03 XL883 " です!
題はボアアップについてですが、ありがたいことに、他にもたーーーーくさんカスタムのご依頼を頂いたのでたーーーーくさんの写真とともにお届けしていきます!
この車両がどんな風に変わっていくのか!
気になりますね....
バラしていきまーす!
さてさて、シリンダーを外しスタッドボルトも抜けている状態で一旦次へ!
ボアアップするためにシリンダーと使用するピストンをボーリングに出すための準備をします。
シリンダーがクランクケースに付いている状態を再現するため、トルクプレートに取り付け、ボーリングに出しますd( ̄  ̄)
もちろん、シリンダーはフロントとリアを組んであった通りに戻すため、わかるようにして起きます(^ ^)
続いてはー...
リアサスが...ない!
元々 " S36PL " が付いていたのですが、今回新たに " S36DR1L " を取り付けることに!
BLACKLINEなのでより締まって見えますねo(`ω´ )o
" S36DR1L " は、伸び側の減衰調整機能を搭載した「ド・ガルボンタイプ」のリアサスで、全長調整機能も搭載されてます!
リアサスが黒くなりR側が引き締まりました。さて、フロントフォーク(F側)はどうなるのか...
バラバラに...
フロントフォークのインナーはお取り寄せし、アウターはそのまま、トリプルツリーは粉体塗装行き!
そうするとこのようになります↓
ひ...引き締まる∑(゚Д゚)
スプリングとオイルはBURN!仕様へ!
どんどん進んでいきますよー!
カムカバーに謎のテープが...
なんのテープかと言いますと、切っちゃうんです( ̄▽ ̄)
これも昔やっていたことなんですが、スポーツスターのカムカバーってビックツインモデルと見比べると、大きくないですか?
エンジンが違うのはもちろん、中に入っているカムシャフトの本数や大きさも違うので当たり前なんですが、それでもやはり大きい...
というわけで、必要最低限を残して切っちゃうんです♪( ´▽`)
比較がこちら↓
なぜ私は、寄りで写真を取ってしまったのでしょう。比較がわかりづらい...
さて、私の反省はさておき、黄色いテープの外側を切ると元の丸みが消え、スッキリした形に!
そして!
Part.1の最後を飾るのは...
DIAMOND ENGINEERINGのステンボルト!
カムカバーやプライマリーケース、ロッカーカバーなどなど、エンジン周りのボルトをステンレス製のものへ(o^^o)
どんなに丁寧に洗車をしても鉄製のボルトは経年劣化で錆びたり、汚れたりしてしまいますよね...
そんなときは、このボルト一択です!
ピッカピカですよ(*^_^*)
引きの比較写真です↓
光を操る技術、これがないと伝わるものも伝わらないですね...
今度は寄りを↓
これならわかりやすいですね(⌒-⌒; )
いかがでしたでしょうか、「最後の1台 Part.1」。
肝心の " Buell ヘッド " はまだ登場していませんが、懐かしいカスタム内容やあまりBURN!のBLOGでは見かけないカスタムがあり、カスタム心を擽ってしまったことでしょう...( ;´Д`)
" Buell ヘッド " は次回のPart.2で登場しますので少々お待ちください( ´ ▽ ` )ノ
では、また!