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執筆者の写真KAZUKI

クラッチがゴリゴリ...


涼しいと蒸し蒸しが交互にきますねー(O_O)

でもだいぶ乗りやすい天気が続くようになってきたんじゃないでしょうか!!

気分転換に乗り回してあげてくださいねーo(`ω´ )o


さてさて、今回はリジスポのプライマリー周りの修理です(>人<;)

クラッチレバーを握ると” ゴリゴリッ ”と違和感があり、その修理に来店いただきました!

そのついでに、プライマリーをバラし、変なところは修理しておきたいと言っていただいたので、いろいろ点検などしてますんでご覧ください!


まずは、ゴリゴリの原因を...!

それは... レリーズのベアリングです!

このベアリングにガタが生じると、クラッチレバーを握ったときの"ゴリゴリッ"になってしまうんです(/ _ ; )


そして、クラッチシェル関連で言えばこちらも交換させていただきました!


クラッチスプリングプレート(通称、ジャダープレート)!

故障の症状は出ていなかったようですが、ガタつきがあったので交換時期と判断させていただきましたd( ̄  ̄)


これが壊れてしまうと、クラッチが滑ったり、キレが悪くなったりと言った症状が出てきます。

そして、一番怖いのが、いろんなところに周りのリベットが飛び散り、プライマリー内で粉々に... 他のパーツに被害が出てしまうことも(T . T)

オイル交換をご自分でされている方で「滑るな...」「キレ悪いな...」など変な感じがしたら、プライマリーオイルの交換をする際、リベットは真鍮なので。ドレンの磁石のところにはくっつきませんが、オイルに普段見かけない破片が混ざってないか注視してみてください!

(一番いいのはご相談いただくことですが(^◇^;))


お次は、こちら!

ミッションのシフトフォークドラムのピンが基準値(8.4mm)よりも出てきてしまい、ディテントプレートなどを押し出してしまい、クラッチシェルにぶつかって削れてしまっています( ゚д゚)


このままだと、悲惨なことに...

ということで、ミッションをケースから抜き出し、シフターフォークやギア等も一緒に点検していきます!

シフターフォークをドラムから外す際、引っかかりがあったので、ドラムの溝にできてしまっていたバリを落とし、シフターフォークは少し削れてはいましたが、1速の二度入りなどの症状は出ていなかったそうなので、相談の結果そのまま様子をみることに!


シフトフォークドラムのピンは一番出ているところで約2mmも基準値より出ていました(・Д・)

そりゃ、シェルにあたりますよね... そんなピンたちはしっかり脱脂をし、抜け予防液を塗り、しっかり基準値まで戻します!


と、いうことで!

ミッションを丁寧に戻していき、その他プライマリー内のものも全て戻し、カバーをつけてオイルを入れる!


修理完了!

文字数が多くなりすぎるため、少々割愛して作業を紹介しましたが、以前書いたBLOG『リジスポ、ミッション事変!!!』では、ぼちぼち詳しく書いているので気になった方は是非ご覧ください_φ( ̄ー ̄ )


では、また!

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