はい!
暖かくなり、緊急事態宣言も解除されたことでバイクでどこかお出かけされる方もいらっしゃるかと思います( ´ ▽ ` )ノ
解除されても感染対策はしっかりして楽しみましょう!
さて、本題に。
画像の◯で囲まれている部分のシフターポールレバーアッセンブリーとシフターロッドレバーに関するお話です。
シフターロッドレバーがシフターポールレバーアッセンブリーから抜けてしまうと、シフトペダルがフリーの状態になってしまい、シフトを変更することができなくなります。
今回の車両は、レバーがアッセンブリーから抜けてしまい、ギアが入らなくなってしまったため、ご来店されました(⌒-⌒; ) ただ、外れたレバーを見てみるとネジは付いていたんです。(上の写真は、一度外した後に撮影したため、ネジは外れています。)そして、そのネジはしっかりとしまっていました。
ちなみに、車検時には必ずシフターロッドレバーにあるネジを増し締めをしているのですが、ほとんどの車両は緩んでませんが、稀に緩んでいる場合があるので点検はしっかりやらせてもらっております!
レバーまたはアッセンブリーの磨耗による山が減ってしまい、外れたようでプライマリー側をバラしてみると...
まずは、レバー側の山を。
比較写真の方がわかりやすかったな...
と思った時にはすでに組み終わっていて外したパーツのみの写真になりました...
すいません。
山の部分は磨耗してしまい、他の部分とは違う色になっています。
かなり減っていたのでレバーを交換しました。
レバーだけで済めばよかったのですが、アッセンブリー側も確認してみると...
画像3枚目の◯で囲まれているものがアッセンブリーです!
※ ピンク色の液体は、RED LINEのミッションオイルです
こちらは組む前に比較写真を取っていたのでそれを!
目視でも山が減っているのがわかると思いますが、何と言ってもまるで囲まれている部分の山の変形。
斜めになっているのわかりますかね...
磨耗による山の現象に加え、斜めに変形してしまっているため、抜けやすくなっていたようです。
こちらも新しいものと交換させていただきました。
そして...
アッセンブリーを交換する際、ミッション側も開けるのですが、こんなことが(ー ー;)
ミッションドアのネジを緩めていると...
なんと、マフラーステーと共有していネジ穴の部分が欠けていました。
この車両は何度かマフラーステーが折れ、溶接している車両で折れていた時の振動による負荷などで割れてしまったのかなと。
オイル漏れ等はなかったのですが、念のためと交換することに。
ミッションドアを交換するは、ギアをドアから外すので、その写真を↓
なかなかミッションがあいているところは見れないと思い、写真を撮りました(^^)
新しいドアにギアを組んでいく際は、ギアが綺麗にはまって、抵抗なく回るかの確認は欠かせません。
もし抵抗があるにもかかわらず、確認せずに組んでしまうと...
考えただけで鳥肌立ちますね/ _ ;
ちゃんと確認して抵抗なくスムーズに回ったので、ミッション・プライマリー周りを組んでいきますー!
組んでいくところ写真があまりありませんでした...
新しく取り付けたミッションドアとシフターポールレバーアッセンブリー、シフターロッドレバーの写真は取っていたのでそちらを!
写真が少ない文章だらけになってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!
では、また!