約3ヶ月ぶりのBLOGです!
こんなに間が空いたのはいつぶりでしょう...
今回のBLOGは、少し前にご依頼いただいたTC88(2006年式 DYNA)の作業をあげていきますよー!
なにをしているのかは、読んでのお楽しみ!写真もたくさんありますよー(((o(*゚▽゚*)o)))
では、スタート!
ここまでくるとわかちゃいましたかね...?
ネタバラシにしては早いんですが、今回は... そう!
ボアアップです(*^▽^*)
今回は、こちらのkitを使用しますよ! ↓
ん?どこのkitだ(・Д・)?
正解は...
S&Sから発売されている97ciのシリンダーkitでした( ´ ▽ ` )
もう少しボアを大きくできるkitもあるんですが、そのkitだと圧縮が上がってしまいます。今回のお客さまは、圧縮比を上げたくないとのことだったので、97ciのシリンダーkitを選択されました!
もちろん、どちらにするかはお客さまの判断にお任せしてますよ♪(´ε` )
そして!
ヘッドは交換せず、ピストンとシリンダーを交換するkitなんですが、「ヘッドはそのまま組むの?」という疑問が浮かんでくることでしょう。
BURN!では、ヘッドにこびりついたススは、しっかりと落としてます!
写真には写りづらく分かりづらいですが、内側も頑張って落としてますよ(^ ^)
やっぱり、シリンダーとピストンが新品なんだから、ヘッドも綺麗にしたいですよね!
と、組み上げる前にちょろっと寄り道を...
この年式のDYNAモデルは、ステーターのマグネットが一次減速のドライブプーリーにねじ止めされているんですが、それだとネジが振動等で緩んでしまう!
なので!
BURNでは、ねじ止めした後にそのネジをプーリーに溶接して緩みを予防しております_φ( ̄ー ̄ )
緩んでしまっている車両何台も見ているので、こうしているようです!
ちなみに、他の2006年式のDYNAモデル特有の修理依頼を簡単にご紹介↓
・プライマリーのメインシャフト部分のベアリング・レースの破損修理
・インジェクターの違い
と言ったところが多く依頼をいただく修理になります。
インジェクターの違いと簡単に書きましたが、2006年式の初期と中期でインジェクターの角度とノズルの穴の大きさ・数が異なります。(初期は噴射角度が8°で大きめの穴が3つ、中期は噴射角度が25°で小さめの穴が6つ)
そのため、そのことを知らずもしくは気にせずにインジェクションチューニングを行なってしまうと、逆に調子が崩れてしまうなんてことにも繋がってしまいます。
なので、ご注意くださいd( ̄  ̄)
と、いうわけで組み上げの続きを(`_´)ゞ
組み終えたら、今回の車両は以前ThunderMaxでチューニング済みなので、セッティングと軽い慣らしを車試台の上で!
かるーく慣らしをしただけなので、全開にするにはまだまだ慣らしが必要なんです。
なので、お客さまにしっかりと慣らしてもらった後にもう一度ThunderMaxのセッティング確認と馬力・トルクの測定を行います!
なので、今回はここまで!
ボアアップと一緒にお客さま修理のご依頼もいただいたので、そこもしっかり作業して車両をお渡ししておりますd( ̄  ̄)
写真多めのBLOGいかがでしたでしょうか⁉︎
では、また!