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執筆者の写真KAZUKI

暖かくなってきましたねー!


いやー、日中はポカポカする日があったりと春が近づいてきている(季節的にはすでに春?)気がしますね♪( ´θ`)ノ

春はやっぱり桜!お店の裏の川沿いはたーーくさん桜が咲くので作業の待ち時間などお散歩がてらに桜見物するのもありかと ⁉︎

まぁ、まだ咲くのは先の話なんですけどね(ー ー;)


さて、今回は写真1枚目でわかる方も多いかと思いますが、カムシャフト(以下、カム)の交換依頼をいただいたのでその作業風景でも見ていただこうかなと思います_φ( ̄ー ̄ )


まずはカムを抜くまでの写真を... ドンッ!!

そして、最後の写真に写っているニードルが少ないベアリングを多いものに交換するのですが...

作業中の写真を撮るだけとって交換後のベアリングの写真を忘れました...

交換後のベアリングは、STOCKのものよりもニードルの数が多く、よりスムーズにカムをサポートしてくれる品物。写真は前のBLOG(このエンジン、いい色してる〜!)には載っているので、そちらを参考にしていただけたら...


気をとりなおして... こちら↓

写真1枚目の右側のカム(リア側)。

線が入っているのわかりますか?

リア側のタペットローラーやカムはオイルの回りがフロント側に比べると悪く、焼きが甘かったりすると傷がつきやすくなってしまうんです...


カムにこれがあるということは...

タペットローラーの焼きが甘かったのかなとタペットローラーを見ると傷なし⁉︎

今回は、カムだけ焼きが甘かったみたいですね(⌒-⌒; )


さて、お次は...

今回使用するパーツたち!

『ANDREWS TW-21』と『Zipper's デュアルピストン式カムチェーンテンショナー&AXTEL バイパスバルブkit』です!

『ANDREWS TW-21』は、TC本来のスタンダードカムとも言えるカムで、STOCKでは十分に発揮されていない、TCエンジンの本来のポテンシャルを発揮させ、より良い乗り味に!

Zipper's デュアルピストン式カムチェーンテンショナー&AXTEL バイパスバルブkit』は、カムシャフト交換時には一緒に交換されるようオススメする定番品。

通販サイトに詳細は書いてあるので、上記品名をクリックしてみてください_φ( ̄ー ̄ )


さて、組んでいきますよー!

カムやいろいろなところに付いている赤?ピンク?の液体はグリスなのでご安心を!

そして、ここまで行けばカバーをつけて、調整式プッシュロットやその他付いていたものを取り付けて...

車試台の上に!

カムシャフト交換時は、仕様に適したマプを再度書き込み、その後、車試台の上で動かしながらセッティングしていきます!

1台1台丁寧に!


ありがたいことに、稀に遠方に住まわれている方から『カム交換は近くのお店で行うのでThudnerMaxの再チューニングができるますか?』との注文をいただきます(^ ^)

ThunderMaxのユニット自体をお送りいただければ大丈夫です!

ただ、その際何度か行き来することになるかもしれないので、詳しくはお電話いただければと思います_φ( ̄ー ̄ )


話を戻しまして... 車試台上でのセッティング中↓


そして、測定!


最後に、車両の写真とグラフを...↓



カム交換前(青線)

MAX POWER:71.46 PS

MAX TORUQE:11.45 Kg-M


カム交換後(赤線)

MAX POWER:82.87 PS

MAX TORUQE:12.79 Kg-M


詳しい仕様などはまた後日、『 ThunderMax取り付け事例 』でご紹介しますd( ̄  ̄)


最近では、中古車両を買われたお客様から『なんのカムが付いているかわからないんですが、チューニングは可能ですか?』とお問い合わせが増えてまいりましたが...

もちろん、大丈夫です!

しっかりとチューニングしてあげれば、乗り味は劇的に変わります!

ハーレーってこんなもんなのかな...

と諦める前にご相談いただけると幸いです(^ ^)

お電話いつでもお待ちしてます!


では、また!

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