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'00 FXDX
同一車両での段階的な変化をご覧ください。
青線:チューニング前
MAX POWER:64.68 PS
MAX TORQUE:10.39 Kg-M
モジュール :STOCK
キャブレター:STOCK
A/C :STOCK
マフラー :社外 2in1
青線はマフラーをフルエキの2in1に交換してその他はSTOCKの状態です。
2200回転前後でPOWER、TORQUE共に谷が出来ています。
赤線:チューニング後
MAX POWER:80.28 PS
MAX TORQUE:12.58 Kg-M
ボアアップ :1450cc→1550cc
モジュール :Zipper's
ピストン :ワイセコ
カム :Andrews TW-26
キャブレター:HSR45
マフラー :Screamin Eagle
お客様はその後、調子を出すためにモジュールやカム、キャブレターの交換等の段階をへてボアアップを行いました。
青線に比べ赤線は全域で約2割の出力アップを果たしています。
特にマフラーをSTOCKの同調管を生かしてスクリーミンのスリップオンにした事による低回転域でのトルクの谷の消滅、そしてそこにチューニングにより厚みを増したトルクが生まれた効果は絶大です。3000回転も回せばほぼピークに近い12kg強のトルクが出ています。STOP&GOも楽々で、ツーリング時も早い段階でのシフトアップが可能です。
高回転時のPOWERだけなら最初の2in1のままでも良いのですが、どうしても排気干渉によるトルクの谷はどこかの回転域に出来てしまいます。スクリーミンのスリップオンでも高回転時の出力は十分余裕のある数値が出ています。扱いやすさを重視して乗っていて楽しいハーレーになりました。
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